さる2019年9月29日(日)、江島杉山神社で行われた灸法臨床研究会「米山式小児鍼講習会」に参加しました!
両国駅の近くにある江島杉山神社は江ノ島弁財天と杉山和一先生を祀っている神社で、杉山先生は盲人でも鍼を打てるよう「鍼を管に入れて刺す」という管鍼法(かんしんほう)を編み出したすんごく有名な方です。
ここで米山式小児はりの講習会が行われるとの事だったので、参加してきました。
勉強するところはなんと神社の本殿でした。こんな厳かな雰囲気の中で勉強できるなんて、すごく得した気分なんですけど!エアコンはないけど風が通るから心地よいです。
午前の部は天野総子先生の講義でした。天野先生は大阪の尼崎で開業されてるそうです。
話がめちゃくちゃ面白い気さくな感じで一気に場が和みました。
実際手にとらせて頂いた「米山式小児はり」。これは銅製で、尖った部分をヤスリで削って丸くしてるんだそうです。
今日私たちが使うのはカナケンという鍼灸道具屋さんが作った「米山式かっさボード」と呼ばれるディスポーザブル(使い捨て)小児はりです。「米山式」と頭についてても何のバックもないのに、周りからは「儲かってるんでしょう?」と言われちゃうんだよねー、と午後の講師の鈴木信先生は笑っておっしゃっていました。
このように尖った部分を親指と人差し指でつまんで皮膚を刺激します。
[chat face=”s_darui.png” name=”おはぎ” align=”left” border=”none” bg=”blue”] 手にすっぽりおさまるから、いつでもどこでも持ち歩いて使えそうだね![/chat]
午前の部 天野先生のお話
・米山式小児はりの使い方
金属製と使い捨てがありどちらも効果は同じ
・腹部打診
音とお腹の状態との関係性について教わった
・2人1組になり練習
私は学生さんとペアを組んだ、やってもらうと汗がスッとひいて皮膚が柔らかくなった気がした。笑えたのは、この所よく運動してるからか、天野先生が私の背中を触診してくださった時に「おつかれだね!」とおっしゃっていた
[chat face=”s_hari1.png” name=”ずんだ” align=”left” border=”none” bg=”red”]ここで1時間のお昼休憩。外を歩いてたら普通にお相撲さんが歩いてて、さすが両国だなって思った![/chat]
・先生の患児への施術デモを見学
ここから参加者が連れてきたお子さんに実際に施術してみんなで見学しました。
・保護者対応と注意点
施術後に起こりうる体調変化をあらかじめ保護者に伝えておく事が大切なんだそうです。
・気になる鈴木信先生の施術料金は?
途中からずっと気になっていた先生の施術料金。最後に先生自ら教えてくれました。
問診と施術含めてお値段は15分800円。回数券を使うと600円だそうです。
【感想】
・杉山神社の本殿で勉強できたのが嬉しかった、記念に御朱印を頂いて帰りました。
・子どもは素直に反応してくれるから小児はりは楽しいよ、と鈴木信先生が言ってらしたのが印象深かった。
・お子さんの症状が治ると、ご両親や祖父母など家族ぐるみで来院してくれる可能性があるそう!頑張って治療しようと思った!
・知らない人に施術される事で恐怖を感じてギャン泣きする子もいるけど、決してひるまないようにとの事。気をつけようと思った。
以上、米山式小児はり勉強会の個人的まとめでした!
ちなみに帰宅後、1日便が出ずお腹が張って苦しがってるダンナに試してみたら、スッとガスがひいてお腹が楽になったと言っていました。大人にも効果があるという事が良くわかりました。あー、楽しかった!
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