冬にメンタル不調になりやすい３つの理由

こんにちは！しのづかきく(＠shinozukakiku)です！

何となく気分が沈む、やる気が起きないなど気持ちが落ちこむ方が多いこの頃。
今日はそんなあなたに「それはあなたのせいじゃないよ♪」と一言お伝えしたくて記事を書きます。

その理由は「冬まっただ中だし、寒いし、日が出るのが遅いから！」です。ね？ご自分のせいではないですよね？だから安心してください。

冬でもほとんどメンタル変わらないよ？という方はよほど精神を鍛えてるのかもしれません。お恥ずかしながら私も、続けていた事を突然やめたくなったり、しょっちゅうため息をしたり、過食したり、大丈夫かな？と不安になる事が最近多い気がします^^;

１つ目の理由　冬まっただ中だから！

以前のブログでもお話しましたが、冬は五行であらわすと「蔵(ぞう)」。つまり寒い冬をじっとこらえ、次の春や夏に備えるという意味があります。クリスマスやお正月などイベント多い季節ですが、人間の体は自然とアクティブではなくなるのです。

２つ目の理由　寒いから！

寒さも冬のメンタル不調を引き起こします。

まず寒いとどうしても肩をすくめてしまい、肩が凝りやすくなります。すると頭への血流が滞り、頭がシャキッとしなくなります。また冬は部屋をしめている時間が長くなると思うのですが、そうすると十分に頭を働かせる量の酸素が足りなくなって頭がボーッとしてきます。

ハムスター

換気したいけど寒いからやめちゃうんだよねー

３つ目の理由　日が出るのが遅いから！

皆さんもご存知かと思いますが、日が出ている時間が1番短いという冬至(とうじ)は2018年の12月22日ですが、日が出るのが1番遅い時期は1月なんですね。調べてみたら今年は1月2日から13日までの6：51でした。今日は18日なのでこれから徐々に日の出が早くなります。

なぜ日の出が遅いとメンタル不調になりやすいかというと、朝日を浴びる時間が少ないと、「メラトニン」という私たちの生活リズムをコントロールするホルモンの原料となる「セロトニン」が分泌されにくくなるからです。良かったら以前書いた記事もご一読ください。

https://kamike.net/akiutsu

人間の体は朝日を浴びた15時間後に体内で眠りのホルモンであるメラトニンが分泌されます。つまりきちんと朝日を浴びないと質の良い眠りにならないのです。

中医学と気持ちの関係

なぜ今日メンタルのことを取り上げたかというと、心と体は密接な関係があるからです。心の不調をそのままにしておくと、体の不調にもつながりかねません。これを中医学の視点から少し説明しますね。

中医学では病気になる原因は２つあると考えられます。1つは内因(ないいん)と言ってもともと弱い体質だったり、何かの理由で気持ちの偏りが強すぎた事により起こります。もう1つは外因(がいいん)と言って生活習慣や疲れすぎ、自然の気候や細菌などにより起こるものです。

生活習慣や細菌感染などが病気を引き起こしやすい、というのはわかるのですが、気持ちが偏りすぎた事でも病気になってしまうというのが、私は大変興味深いなと感じます。つまり健康を維持するためにはメンタルを整えるのが非常に大切なのです。

内傷七情(ないしょうななじょう)

皆さんもよくおわかりだと思いますが、気持ちが落ちこむと色んな体の不調が出てきますよね。喜ぶのならいくらでも良いのかと言うと、そうではありません。喜びすぎても体にさわるのです。中医学では病気を生むと考える7つの感情を下記に示しています。この7つの感情の偏りすぎにより病気になることを「内傷七情」と呼びます。

七情

１．喜ぶ
２．怒る
３．憂う
４．思う
５．悲しむ
６．恐れる
７．驚く