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冬を楽しむ♪おこもり養生法

こんにちは!しのづかきく(@shinozukakiku)です!

今日、12月7日は大雪ですね。大雪とは七十二候のひとつで、これから寒さがきびしくなる時期を表しています。
「寒邪」という寒さの悪影響を受けやすく、心臓や血管に負担がかかりやすい時期です。
今日は、そんな大雪の頃からはじめるのがおすすめの、冬の「おこもり養生法」をご紹介します。しっかり養生をして冬を乗りきりましょう♪

冬におすすめ!「おこもり養生法」

中医学の考えで物ごとを5つにわける五行という分類方法があるのですが、季節で言うと「生長化収蔵」といい冬は「蔵(ぞう)」であらわされます。つまり、冬は草木が葉を落として冬に備えるように、人間も体力をなるべく使わずのんびり過ごすという考えです。

冬は、夏に蓄えた陽気を逃さないよう過ごすのがコツです。具体的には、冬の寒邪で体を傷つけないよう体をあたためたり、元気を貯蓄している「腎」をいたわりながら過ごすことです。

寒さがきびしい時は外へ出ない方が良いと言われています。冬は、おうちの中で体をあたためる食事を摂ったり、じっくり体をいたわり陽気を補充すること、つまり「おこもり養生法」がおすすめなのです。

これから冬の養生食材と養生ツボ押しをご紹介します。寒い冬を楽しく過ごしてくださいね。

ちなみに、外出する際は帽子をかぶるのが効果的です。寒邪を受けやすい頭、胸、足をあたたかくしてお出かけしましょう。

ハムスター
ハムスター
皮膚を衣類でおおって、冷たい外気からお肌を守ろうね!

冬養生のおすすめ食材

冬養生におすすめする食材のキーワード、それは「あたためる」「黒」です。寒さに負けないよう、体の中からあたためる食事をすることと、黒いものを食べて元気を貯蓄している「腎」を養うのが大切とされています。

  1. 黒豆 手軽に取る方法…黒豆茶
    効能:「健脾利水」/ 血管を拡張して血液の粘度を下げる
  2. 大根 手軽に取る方法…大根おろし
    効能:「健脾開胃」/ 消化を助ける
  3. みかん 手軽に取る方法…そのままでも♪
    効能:「抗気化 酸温益胃」/ 酸味が胃をあたためる
  4. 牛肉 手軽に取る方法…ステーキ!
    効能:「健脾暖胃」/ 脾を丈夫にし、胃をあたためる
  5. オリーブ 手軽に取る方法…そのままでも♪
    効能:「潤燥生津」/ 津液という体の水分を生み潤す

これらの食材を使って冬養生レシピを考えるのも楽しいかもしれませんね!

きく
きく
こんなレシピあるよ、という方がいたらぜひ教えてくださいね!

冬養生におすすめのツボ押し

足浴と腎を養う湧泉へのツボ押しも養生法としておすすめです。

足浴は体を足からあたためて、冷えて滞りがちな血流を良くしてくれます。
本を読みながらゆったり足浴、というのも良いかもしれませんね。

腎を補充してくれるツボは湧泉(ゆうせん)です。腎経という経絡(けいらく)にあるツボで、人間の元気をたくわえます。

足浴の方法

深めの洗面器に40℃のお湯をはり、20分足浴をします。冷めてきたら熱いお湯を足して40℃をキープします。
20分たって足が赤くなったらお湯から足を出して、湧泉のツボを左右100回ずつ押します。湧泉は足の裏の上の方にあり、指を曲げた時にできるくぼみの所です。

ハリネズミ
ハリネズミ
今日も読んでくれてありがとう!

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ABOUT ME
おきくさん
池袋在住のはりきゅうマッサージ師。 趣味は散歩とiPadおえかき。