こんにちは!しのづかきく(@shinozukakiku)です!
年末も近づき忘年会でお酒を飲む機会も増える今日このごろ。みなさん楽しく飲んでいますか?今日は東洋医学から見た「冷えないお酒の選び方」のお話しをします。上手にお酒を選んで体をポカポカにしましょう!
[chat face=”s_darui.png” name=”ハムスター” align=”left” border=”none” bg=”blue”] みなさんはどんなお酒が好きですか?[/chat]
古代では薬がわりだった「お酒」
お酒は適度に飲めば「血行を良くする」「食欲を増進する」「精神安定作用」などさまざまなメリットがあります。医療の「医」という漢字は旧字体で「醫」と書きますが、昔は病気を治すのに薬酒を使ったのでお酒を意味する酉という漢字を使い「醫」になりました。さまざまなメリットと言っても、あくまでも「適量のお酒」が前提です♪効能があるからと言っても、度を越えて飲んでしまったら悪影響を及ぼしますよね。
[chat face=”s_hari1.png” name=”ハリネズミ” align=”left” border=”none” bg=”red”]飲みすぎに注意しよう [/chat]
お酒を飲みすぎるとなんで頭が痛くなるの?
アルコールの処理能力は個人差があって、一般的には体重60kgの方は1時間に日本酒なら2~3合ぐらい処理できると言われています。聞いたことがあるかもしれませんが、アルコールを代謝する時には「アセトアルデヒド」という脱水素酵素が発生するので頭痛や赤ら顔の原因になり、また血管を広げて体から熱を逃がしてしまう厄介な存在です。お酒による体調変化、二日酔いや飲酒後の寒気などはアセトアルデヒドによるものだったんですね。ヨーロッパ人のように強い肝臓があればアルコールの代謝も早いのでしょうが、日本人はそんなにお酒の強い人種じゃないので、たいてい人は顔や体が赤くなってしまいます。
東洋医学から見たお酒の効能は
調胃(ちょうい)…冷えた体をあたためる
散寒(さんかん)…体をあたため寒気を追いだす
舒筋活血(じょきんかっけつ)…血行を促して筋肉痛をしずめる
適量のお酒は体をあたため寒気を外へ追い出し血行を良くして筋肉痛をしずめてくれます。なるべく1人で飲まず、誰かと一緒に食事をする時に飲むと良いでしょう。
お酒を寒熱による属性でわけると
お酒を寒熱の属性でわけるとこうなります。
涼…ビール
平…ビール
温…日本酒、焼酎
熱…ワイン、紹興酒
こう見てみると日本酒、焼酎、ワインや紹興酒が体をあたためるようです。ビールは利尿作用があって水分を体の外へ出すからよけいに体を冷やしてしまいます。乾杯する時ビールが注がれることが思いと思いますが、体が冷えやすい人は避けるほうが良いかもしれません。
体をあたためるという点ですごく優秀だったのが「紹興酒(黄酒)」です。紹興酒はもち米を麦麹で発酵醸造したもので必須アミノ酸はビールの5~10倍も多くふくまれていて、女性の冷えや生理痛、出産後の回復などに効果があると言われています。
ワインも熱性。他のお酒と違うのは「アルカリ性」であることなんだそうです。肉や魚などの酸性料理と一緒に摂る機会が多いのはそういうわけなんですね。バランスの良い食事になります。また腎をあたためて腰痛を抑える効果があるので、冷えてる方以外も腰が痛い人にもおすすめです(笑)
いかがでしたか?賢くお酒を選んで体をポカポカにしたいですね♪
[chat face=”s_icon2.png” name=”きく” align=”left” border=”none” bg=”red”] 最後まで読んでくれてありがとうございました![/chat]
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