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手軽にチェックできる!中医学と顔色の話

こんにちは!しのづかきく(@shinozukakiku)です!

今日は、中医学と顔色について話しをします。
ご自身のほか、家族や身近な人のことも見てあげましょう!

顔色を見ることの大切さ

中医学では、患者さんの症状を何で鑑別できるかによって、4つのレベルに分かれています。

望(ぼう)
症状を話さなくても、患者さんの皮膚、舌、姿勢、体格を見ただけでどこが悪いかわかる!

聞(ぶん)
症状を話さなくても、患者さんの声や咳の音を聞いただけで、どこが悪いかわかる!

問(もん)
患者さん病状、病歴を聞いて、どこが悪いかわかる!

切(せつ)
患者さんの脈を見たり血圧を測ったり患部に触れて、どこが悪いかわかる!

1番レベルが高いとされるのが「望(ぼう)」です。

あとは順に「聞(ぶん)、問(もん)、切(せつ)」と格付けされます。
つまり、体に触れないと症状がわからないのは、まだまだレベルが低いというわけです。

私はまだそれほどレベルが高くないのでお体に触れて症状を確かめますが、やはり「顔色」「姿勢」「歩き方」などは大切な情報です。

そうやっていると、自然と家族や親戚の人の顔色の変化にも目がいくようになりました

顔色について考えさせられた経験


突然ですが、私が顔色を見ることについて考えさせられた経験について話します。

知り合いの方と先日久しぶりにお会いしたのですが、その方はいつもと違いどうも顔色がすぐれないように見え、私は「体調が悪いのかな?」と心配しました。

体調が悪いのか聞こうと思いましたが、目上で年配の方で失礼なことを言ってはいけないと思い、体調のことを聞きませんでした。

そうしたらなんと、何日か後にその方が入院するとの連絡が来たのです。
病状は、お会いした日に感じた顔色に関係するものでした。

顔色と病状が関係した例を身をもって体験した私は、とても驚いたのと同時に「あの時に体調に気をつけてくださいと伝えていれば、入院せずにすんだかも。」と、とても後悔しました。

それ以来、会った人の顔色を見て「いつもと違うかな?」と感じた時は、失礼にならない範囲で伝えるようになりました。

こういう、ちょっとした変化に気づいて大きな病気を未然に防げたら、と思っています。

ハリネズミ
ハリネズミ
まずは自分の顔をチェック!
きく
きく
何タイプかな?

顔色チェックのポイント


中医学では、顔色は臓腑とつながっていると考えます。

下に書いたものは、もともとは体質による顔色を示すものですが、一時的な偏りからくる顔色の変化であらわれる時もあります。

今日は「いつもと顔色が違うな」という、一時的に判断する材料として使ってもらえたらと思います。
ポイントは普段の様子と違うところに気づくことです。
例えば、「こめかみに静脈が浮いている」「顔がいつもより赤い」「口のまわりにニキビがある」「顔が白っぽい」「顔がいつもより黒みがかっている」などです。

肝タイプ
顔色が青っぽい、こめかみや目のまわりに静脈が浮いている。
ストレスが溜まっている、自律神経が乱れている。

【改善法】
ストレスをためない。気分転換をする。

心タイプ
顔色が赤っぽく、鼻の頭が赤い。血圧が高い。
顔にニキビや吹き出物ができやすい。

◆改善法
カフェインやアルコールを控える。
熱がこもりやすいので、サウナや長風呂もやめておく

脾タイプ
顔色や白目が黄色っぽい。
口元にトラブルが多い。

【改善法】
疲れると甘いものに目がいくので、気をつける。
胃腸も強くないので、消化の良いものを食べる。

肺タイプ
顔色が白っぽく蒼白。呼吸器が弱い。
風邪がなおりにくい。

【改善法】
体に水がたまりやすいので、毎日入浴してしっかり汗をかく。
必要以上に水を飲まない。

腎タイプ
顔色が黒い。
耳鳴り、冷えがある。

【改善法】
疲れをためないこと。
腰を冷やさないようにする。

 

いかがでしたか?
毎日のチェックにぜひ活用してくださいね!

ハムスター
ハムスター
さっそく試してみようっと

 

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ABOUT ME
おきくさん
池袋在住のはりきゅうマッサージ師。 趣味は散歩とiPadおえかき。