こんにちは!しのづかきく(@shinozukakiku)です!
風邪をひいたら鍼灸は受けないほうが良いって思いますか?思う?いえ違います。インフルエンザなどの感染性のない風邪だったら、むしろ施術をうけたほうが早く治ることがあります。
[chat face=”s_hari1.png” name=”ハリネズミ” align=”left” border=”none” bg=”red”] 知らなかった![/chat]
[chat face=”s_icon2.png” name=”きく” align=”left” border=”none” bg=”red”] 施術の参考にするから服用してる薬をメモしておいてね[/chat]
初期の風邪が鍼灸でなおった例
先日「首のうしろと頭が痛くて吐き気がする」という方がいらして、ひどい肩こりと判断し肩こりの施術をしたのですが、良くなって帰ったあとまた夕方に頭痛と吐き気があったと連絡が来ました。
次の日来てもらい脈をみたら風邪をあらわす脈が出ており、触診すると熱っぽかったため肩こりでなく風邪の処方の施術を行いました。
すると頭痛も首の痛みもなくなり熱っぽさも消え、はやめに風邪を追い出すことができました。
風邪のひきはじめは頭痛や首コリの症状が出る方が多いのですが、自覚症状の少ない初期のうちに来てもらうと大事にいたらずにすみます。
風邪の治し方は体質によって変わる
風邪をひくと高熱がでることがありますが、現代の日本では微熱どまりで体のつらさだけある風邪のほうが多いと言われています。
空調が行きわたり昔ほど寒暖差がなくなったということも理由のひとつです。また、脂肪など消化しにくいのものを多く食べ痰湿(体内のいらない水分や消化不良の食べものが粘り気のある物質に変化したもの)が体にたまり、水分に邪魔されて熱がそこまで上がらないという理由もあります。
風邪の初期に温かくして汗を出す方法を中医学では「解表」といい、体の表面であるヒフの汗腺をひらいて生気とたたかっている邪気を発散させる考えかたなのですが、漢方薬と同じように鍼灸にも風邪の処方があります。配穴とも言います。
たまに「サウナに入ってガンガンに汗かいて、お酒飲んでひと晩寝れば治るよ」という方がいるのですが、すべての人がこの方法でなおるとは限りません。人により体質も風邪の進行度も違うからです。
風邪は万病の元といい、こじらせると直接的ではなくてもさまざまな体調不良の原因になりえます。「風邪かもしれない、でも休めない」という方は、鍼灸を上手に利用してひどくならないうちに対処してください。施術を受けると免疫もあがるので一石二鳥です。
[chat face=”s_darui.png” name=”ハムスター” align=”right” border=”none” bg=”blue”]風邪は早くなおそうね! [/chat]
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