こんにちは!しのづかきく(@shinozukakiku)です!
今日は小学生の仮性近視は鍼灸で改善する可能性がある、というお話をします。
でも急に仮性近視、と言われてもわからないですよね。
ですので、まず近視とは何かについてお話しします。
私たちの眼は網膜に入った光を処理して物を見ています。近視とは眼に入った光が網膜よりも手前で焦点があってしまうことで、網膜にピントが合わない状態を言います。
次に近視の種類についてお話します。
近視は4種類ある
「屈折性近視(くっせつせいきんし)」
眼球の奥行きは正常でも角膜やレンズ(水晶体)など光が入り口が屈折してると、本来ピントがあうべき所である網膜(もうまく)よりも前でピントがあってしまう症状です。
「仮性近視(かせいきんし)」
近くを見続けると、レンズ(水晶体)の厚みを変えてピントを調節する毛様体(もうようたい)という筋肉が疲れすぎてもとに戻らない時があります。
そうなると一時的に目のピントが合わなくなってしまいます。毛様体の緊張をとけば視力はもとに戻ります。
「軸性近視(じくせいきんし)」
近視の多くが軸性近視です。
これは光の入り口である角膜(かくまく)からピントがあう所である網膜(もうまく)までの距離が長くなってしまうことです。この距離を眼軸(がんじく)と呼び、眼軸が長くなるとピントが網膜よりも前であってしまい遠くが見えにくくなります。
「病的近視(びょうてききんし)」
メガネなどで矯正できないほどの視力障害を指します。
軸性近視
いわゆる一般的な「近視」を指します。
近視は角膜から網膜までの長さである眼軸(がんじく)が長くなった状態で、治ることはないと言われています。伸びてしまった眼の軸はこれ以上長くならないようにします。
近視の進行予防は眼のピントを合わせる毛様体(もうようたい)という筋肉の緊張をとくのが良いとされています。おすすめは遠くの景色を眺める「望遠訓練(ぼうえんくんれん)」という方法です。
仮性近視
一方仮性近視は本当の近視ではなく、目の調節緊張状態が強すぎるために一時的に近視になっている状態を指します。
一時的なので緊張がとければ治りますが、目の緊張状態を取り除かないまま放置すると、本当の近視になってしまうこともあるので気をつけたいですね。
仮性近視の進行を防ぐには?
正しい姿勢をする、本やパソコンとの距離は30cm以上離す
まずはきちんと正しい姿勢を心がけましょう。背中が丸くなると本やパソコンとの距離が近くなりすぎてしまいます。
寝っ転がった姿勢や、暗い部屋で本を読むのもおすすめできません。
[chat face=”s_darui.png” name=”ハムスター” align=”left” border=”none” bg=”blue”]少しずつ習慣にしよう! [/chat]
仮性近視に鍼灸は効果があるの?
仮性近視を鍼灸で治療している先生も多く、論文も発表されています。
当院でも小学生のお子さんを対象に仮性近視の施術をしています、お気軽にご相談くださいね。
[chat face=”s_hari1.png” name=”ハリネズミ” align=”left” border=”none” bg=”red”] お子さんの視力が突然下がったら、まずはドクターに相談してみよう![/chat]
眼が疲れた時のおすすめのツボ押し
最後にパソコンやスマホで眼が疲れている人に、おすすめのツボ押しを紹介します。
お子さんが押しても大丈夫なツボです。1時間おきにこのツボ押しをしたり遠くの景色を眺めると、眼精疲労がぐんとやわらぐと思いますよ!
[chat face=”s_icon2.png” name=”きく” align=”left” border=”none” bg=”red”] 今日も最後まで読んでいただきありがとうございました![/chat]
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