私はこれまで、酵素風呂に入ったことがありませんでした。

でも、ずっと誘われてて…。
いや、誘ってたのはお店の前にある看板だったんですけどね。

巣鴨にある酵素風呂のお店なんですけど、前を通るたびずっと看板が気になっていたのです。
そしてついに先日、はじめて入ってきました！

すごい温まって、思ったより良くてはまりそうな感じでした。
一応レビュー的なものを書いたので、もし良ければお読みください！

【巣鴨酵素風呂】

〒170-0002 東京都豊島区巣鴨４丁目３３巣鴨４丁目３３−２藤川ビル２F
電話 03-3940-6306

酵素風呂はどんなものかと調べたら、木製のバスタブにお湯の代わりにおがくずがどっさり入ったお風呂らしいです。
おがくずと米ぬかに酵素をまぜると、自然と60℃ぐらいの熱が発生するようで、すごく不思議ですよね！

まずは巣鴨の酵素風呂に電話して予約を入れます

ネットで調べると巣鴨の酵素風呂は電話で予約をとるみたいなので、まずは電話してみました。

利用は初めてだと伝えると、
「じゃあ、受付のときネットを見たって言ってくれる？割引になるから！」
と電話口の女性が教えてくれました。
親切な口調に少し安心しました。

ホームページをよく確認すると、トップページの中ほどに初めてのお客様に、お得な割引の情報があります。詳しくはこちらから！という、はじめての人だけがもらえる割引のリンクを発見。
このことを言ってくれてたんだとわかりました。

酵素風呂の香りと沢山の色紙

写真は2階にあるお店へとつづく階段。横に積んであるのは檜のおがくずのようです。

中に入ると、酵素風呂独特の香りを店内いっぱいに感じます。誰かが口コミで人によっては香りが苦手かも？と言ってたのですが、私は大丈夫でした。

驚いたのは、多くの芸能人がここを訪れたらしく、たくさん色紙が貼ってあったこと。
年数がたってるからなのか、色紙もセピア色なのが歴史を感じさせます。
ネットでは18年ほど営業されてると書いてありました。

シャワーキャップ、ショーツ、ガウン、タオルをかしてくれる(100円)

~~料金は、2,200円に着がえ代100円プラスで、合計2,300円でした。~~
（2023年1月4日から、酵素風呂は3,200円へ価格変更しました。）
受けつけで支払いをすませてシャワーキャップ、ショーツ、ガウン、タオルをかりて着がえます。

ガウンとタオルはお風呂近くのフックにかけておきます。
酵素風呂へは、シャワーキャップとショーツのみで入る。これがね、少し恥ずかしいの…。
チューブトップブラがあるといいなって思いました。

スタッフの女性の案内通り、くぼみにお尻の位置をあわせて寝っ転がって上からおがくずをかけてもらいます。

顔はガーゼでおおい、おでこや目にもおがくずが。鼻と口以外すべて埋まった状態になります。

たった10分で心臓がバクバクになる酵素風呂のすごさ

「はじめてなら、時間は10分にしとこうね。次回から15分入れます。」と言ってスタッフの女性はキッチンタイマーらしきものをセットしました。

入って数分はポカポカ、気持ちいいぐらいの熱さでした。
5分ほど経つと、ふくらはぎとかかとが猛烈に熱くなり、スタッフの人を呼んで換気してもらいました。
こういうことはよくあるそうで、酵素が元気な証拠なんだそうです。
「熱かったらまたいつでも声かけてね」
と言ってくれたのですが、その後は大丈夫でした。

ふだんお風呂に入るのと違うのは、心拍数がどんどん上がっていったこと。
横になってるからそう感じるのかもしれませんが、軽く走った後みたいに心臓がバクバクしてました。
すごく血の巡りが良くなっているのを感じます。

この温まり感、はじめてだ…。

と感動してるとあっというまに10分すぎて、タイマーがなりました。

スタッフの人に木製のバスタブの両側に手をついてゆっくり起き上がるように言われ、汗でくっついたおがくずを体につけたままバスタブの外に出ます。

すると洗車の時に使うタイヤをこするのにも似たブラシを手渡されて、体についたおがくずをはらいます。
背中側はスタッフの人が手伝ってくれて、あらかた落ちたらキャップとショーツを脱いでシャワーを浴びます。

おはぎ

短時間なのに汗がびっしょりでお肌もツルツルで嬉しい♪

入浴後は横になって毛布をかけ、ゆっくり体を冷ます

水気をふいてガウンを着たら休憩室で休むよう言われます。
休憩室とは、エントランスを兼ねたお店に入ってすぐの部屋で、そこには横になれる簡単なベッドが４、５個と、岩盤浴とよもぎ蒸しと髪の毛を乾かすスペースがあります。

酵素風呂で温まった体を、ベッドにある毛布をかけて保温しながらゆっくり冷ますようです。

テレビをながめながら「酵素風呂って、ヒートショックプロテインに似てるなあ」という考えが浮かんできました。

ヒートショックプロテインとは「傷んだ細胞をなおす働きをもつタンパク質」のことで、量が増えるとそれだけ回復力のある体になると言われています。
体温が38℃、平熱が低い人は体温プラス1.5℃のときに多く増え、普通のお風呂で増やす場合は40～42℃のお湯に20分ほど入った後、タオルや毛布にくるまり保温しながらゆっくり体を冷ますのです。

今回は体温計を持って来なかったので測れませんでしたが、ヒートショックプロテイン効果があるか、また入る機会があったら試してみたいと思います。