皆さん「よもぎ」って聞いたことはありますか?「よもぎ」は鍼灸師が使う「もぐさ」の原料なんですが、その香りには様々な効能があります。もぐさを燃やしてお灸をするとすごくいい香りがして癒やされるのですが、お客様で特に気持ちが鬱々としている方にはほんとに効果があり、深くリラックスすると言われます。
そこで今日はもっと「よもぎ」の良さを皆さんに知ってもらうために、勝手に「よもぎ」の良さをアピールしちゃいますよ!
[chat face=”s_hari1.png” name=”ハリネズミ” align=”left” border=”none” bg=”red”] よもぎと聞くと何が思い浮かぶかな?[/chat]
「よもぎ」とは
よもぎは春に芽を出すキク科の植物で、河原などで生えてるのを良く見ることができます。「艾葉(がいよう)」と呼ばれる薬草です。お灸に使うのは葉の裏の白い部分で、乾燥させて葉から白い部分を取りのぞき、すりつぶしてから精製します。
草餅の緑色はペーストにした「よもぎ」が練り込まれたものです。私たちは知らないうちに「よもぎ」を口にしているんですね。
よもぎの成分と言われている「シネオール」はユーカリやローズマリーなどの様々な植物にも含まれていて、気持ちをアゲる効果があるんです。私はローズマリーのエッセンシャルオイルを持っているのですが、気分転換によくクンクン香りをかいでいます。周りから見たらに怪しい人ですけどすっごく癒やされるんです。
精神興奮作用のあるシネオールと温熱作用で心をほぐそう
お灸は「よもぎ」を乾燥させたもぐさを燃やして体を温める療法ですが、「気持ちがアガるシネオールの香り」と「ほんわか体を温めるお灸」のダブルの効果でこれはもう体に悪いわけがありませんよね。
お灸の独特な香りが髪の毛や衣服につくので最近は煙の少ないタイプのお灸も出ているのですが、お客様の多くはお灸の香りをかぐと落ち着くとおっしゃいます。
おうちで簡単にできるタイプのお灸もあるので、ぜひ試して見てほしいなあ。ちなみにおうちお灸用としてお譲りしているのは「せんねん灸 レインボー」という最も温熱の低いもので、はじめての方でも安心して使ってもらえると思います。
気持ちが鬱々とする方はリラックス効果のある「内関(ないかん)」というツボがおすすめです。場所は腕の内側で、手首のシワの真ん中から指3本肘に向けて上がった所です。
食後と入浴後をさけて、熱いと感じたらすぐに取り除けるよう灰皿を近くに用意しておきましょう。ご自分の体と対話するような感じでお灸をすると、気持ちが落ち着いてきますよ。
[chat face=”s_darui.png” name=”ハムスター” align=”left” border=”none” bg=”blue”]1日1回お灸をしてみよう♪[/chat]
「よもぎ」は気になるけどお灸はやったことなくて不安という方に、お茶とパウダー
よもぎ茶
よもぎ茶は施術後お客様にお出しするほどおすすめ。スーッとする香りがとても心地よくて、さすが「和のハーブ」と呼ばれるだけあるなという感じです。
よもぎ粉末
よもぎ粉末は白玉粉に混ぜて草餅を作ったり、パンの生地に加えてよもぎパンにするなど食べ物に混ぜて使うものです。
口に入れた瞬間フワッとよもぎの香りがするのがたまらないですよね。パンケーキミックスなどに加えるのも良さそう!
こうして見ると「よもぎ」は古くから私たちの暮らしにあるものなんですね。ぜひ「よもぎ」を活用して思いっきりリラックスしてくださいね!
[chat face=”s_icon2.png” name=”きく” align=”left” border=”none” bg=”red”] 今日も最後まで読んでくれてありがとうございました![/chat]
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