おきゅう

【おうちお灸の始めかた】煙のでないお灸 せんねん灸の奇跡 使用

先日ツイッターでお灸を始めたいかも!という嬉しいコメントを頂きまして、その方のお住いの近くにあるせんねん灸ショールームをご紹介しました。後で、簡単なものなら私のブログでも紹介できたんじゃないかな?と思い、今更ですが、はじめてのお灸の方法について、こちらで紹介する事にしました。お灸をはじめる方が少しでも気楽に「こんなに簡単なんだ」と親しみを感じていただけたら嬉しいです(^^)

お灸とは?

聞き慣れない方もいらっしゃると思いますが、お灸はモグサというよもぎの葉の裏にある繊毛を精製して作ったもので、それで皮膚上のツボ(経穴)を温め内蔵反射や血行不良からくる冷えやコリを取り除きます。

お灸を生業にして良いのは残念ながら現在は医師かきゅう師のみと決められているのですが、自宅で自分や家族に無料で行うのはどなたでもできます。

おうちでできる養生法としても注目が集まっているお灸。「強い症状があるわけじゃないけど、何となく不調…」という時、鍼灸院に行くお値段より安く手軽にできるお灸をおすすめします!

シール付きだから肌の上で安定する!「台座灸(だいざきゅう)」がおすすめ

お灸っていう言葉さえ聞いたことない人にはきっと見るのも初めてで、火も使うのでとっつきにくいイメージがあるかもしれませんが、そんなに大げさな事はないので肩に力を入れトライすると良いと思います。きっと「あれ?こんなに簡単なの?」と後で思うはずです。

今日ははじめやすい「台座灸(だいざきゅう)」と呼ばれるお灸の一種でお灸をする方法を説明します。下の写真をご覧ください。煙突のように見えるのが紙で巻かれたもぐさで、それに火をつけます。下の台の真ん中には穴があいており、そこから熱が肌へと伝わります。台座灸の種類はいくつかの会社から販売されており、初心者用から玄人志向のものまでもぐさの量や穴の大きさ、台の厚さで温熱レベルが選べます。

台座灸はネットや鍼灸院などで手に入ります。写真上中央のもぐさを炭化させて煙を抑えた商品は、煙を気にせずできるのでおうちで気兼ねなく始めやすいのでおすすめです。

あと必要なのは、ライターと灰皿ぐらいです。考えてみるとお灸さえ揃ってしまえば、あとは家にあるものだったり100均で手に入るようなもので簡単に始められるんですよね。

灰皿は水を張っておきましょう。心配性かもしれませんが、見た目で火が消えてるとわかっていても、私はいつも水に浸してしまいます^^;

早速お灸をしてみよう!台座灸の手順

今回使用したのはセネファ社せんねん灸の奇跡(ソフト)です。

その名の通りほとんど煙が出ず、髪の毛やお部屋に匂いがつくのを心配する事なくお灸できます。ソフト、レギュラー、ハードの温熱から選べますが、慣れないうちはソフトがおすすめだと思います。

指の先につけます。裏にシールがついてるので、こうすると安定して火がつけやすくなります(^^)

指に気をつけながらお灸の先に火をつけます。

皮膚の上にあるツボにオン。今回は「合谷(ごうこく)」という頭痛や自律神経を整えるのに効果的なツボに貼りました。

合谷(ごうこく)の場所はコチラ。ツボは全身に360個ほどあり、合谷は手の甲にあるので初めてお灸するのにピッタリな場所です。

煙突部分のもぐさが燃え尽きたあたりから温かさを感じてきます。5~6分ほどして完全に火が消えて台座が冷えたらはずして終了です!

1日2、3ヶ所を1回から始めよう

体に良いと聞くとついつい沢山やった方が効果的と思いがちですが、1度に多くの刺激が入ると温泉で言うところの湯あたりのような症状が出ることもあるので、食前食後を避け、1日2、3ヶ所を1回から始めて様子を見てください。

今日はお灸の方法を説明しました、次回は養生におすすめのツボを紹介します~

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おきくさん
池袋在住のはりきゅうマッサージ師。 趣味は散歩とiPadおえかき。