こんにちは!しのづかきく(@shinozukakiku)です!
私は肩幅が広いからなのか、学生のころは「ナイス広背筋!」と同級生に言われたり、何かと背中についてコメントをもらいます。
なぜ背中ばかり注目をあびるのか?!自分でもよくわかりません(笑)
まあそんなこともあって、後ろ姿や姿勢は見られてるから気をつけようと意識していました。
でも、時の流れには逆らません。
近ごろめっきり筋肉が衰えやすくなりました。
気を抜くとすぐ「カメ首」になってしまうので、しかたなく姿勢をたもつ筋肉を鍛えたり、肩をひらくエクササイズをはじめるようになりました。
「カメ首」って何?
ここで、「カメ首」について説明しておきます。
「カメ首」とは、肩が前方に丸まった姿勢で「前肩」とも呼ばれます。
「前肩」が慢性化すると、背中が丸まるだけでなく首が埋もれて見えたり、ひどくなると首のうしろに脂肪が乗ってさらに盛り上がって見えるようになります。
ちなみに「カメの首みたいに見える姿勢を何ていうのかな?」と思って調べたら、そのまんま「カメ首」として表現されていたので、この言葉を使うことにしました!
くわしく知りたい人は、こちらのELLEの「Beauty Pic」の記事をごらんください。
そもそもカメ首って何?
肩が前方に丸まった姿勢。いわゆる“前肩”が慢性化すると、背中が丸まるだけでなく、首が前に突き出て短く埋もれて見えることに。ひどくなると、首の後ろが脂肪で盛り上がり、丸い背中をさらに強調することも。
ELLEの「Beauty Pic」―その後ろ姿、老けてます!”カメ首”撃退法
街で急増!「カメ首」女子
近ごろ街でも「カメ首」の人をよく見かけるようになりました。
うしろから見るとはっきりわかるのですが、「カメ首」の人は顔が前に出ているため首の後ろの真ん中あたりに横ジワが入っていることが多いです。
人間は歳を重ねると、姿勢をたもつ筋肉の衰えにより、だんだん背中が丸まってきます。
それが今、若い世代の人にも見られるのです。
私も気をつけなきゃ…。
[chat face=”s_darui.png” name=”ハムスター” align=”left” border=”none” bg=”blue”]人のふり見て我がふりなおせ、って言うしね! [/chat]
老け見えだけじゃない!「カメ首」の悪影響
「カメ首」の悪影響は「老けて見える」だけではありません。
むしろ、それにより筋肉や内臓にかかる負担の方が重要なのです!
[chat face=”s_hari1.png” name=”ハリネズミ” align=”left” border=”none” bg=”red”]見た目の問題だけかと思ってた! [/chat]
ざっとあげると3つあります。
1.頭の重さを首の骨ではなく筋肉で支えているので、首や肩がこりやすい
大人の頭の重さは5kgあります。5kgのお米の袋が乗っていると想像してください。
本来であれば頭の重さは骨で支えるのですが、頭の位置が前にあると筋肉で支えなければいけません。
筋肉は頭の重さを支えながら前にひっぱられるため、硬くのびきって血流が悪くなり、痛みがでてきます。
2.胸がひらかないので呼吸が浅くなり、脳のはたらきが鈍くなる
試しに、肩を前にだしてみてください。
胸がうしろにひっこむのがわかると思います。
胸はひらいていないと、肺をつつむ骨(胸郭といいます)の容積がせまくなり、肺が十分に息を吸えなくなってしまいます。
呼吸が浅くなると体に十分な酸素がいきわたらないので、結果脳のはたらきが鈍くなるのです。
3.内臓が圧迫されるので、胃腸のはたらきが鈍くなりやすい
胸がうしろにひっこむと横から見ると体が「くの字」の形に曲がるため、内臓が本来おさまっているスペースがなくなって内臓が圧迫されます。
そのため胃腸のはたらきが鈍くなりやすく、消化不良を起こす原因になります。
すぐできる!自分の姿勢をチェックしてみよう
「私は大丈夫かな?」と心配になったら、すぐできる姿勢チェックをやってみましょう!
姿勢チェック その1
◆ 骨盤をまっすぐにして、耳が見えるよう髪の毛をとめて、いつもの姿勢で立っている全身を、誰かに横から写真をとってもらいます。
(1人の時は、もう一つ手鏡などを用意し、あわせ鏡にして自分の横からの姿勢を確認しましょう)
◆ 写真を見て、耳と肩の頂点(肩峰)が横にどれくらいずれているかチェックします。
姿勢チェック その2
いつもの姿勢で立っている時、手のひらがどこを向いてるかチェックしてください。
◆ 手のひらが体の後ろを向いている→1へ
◆ 手のひらが太もも側を向いている→2へ
1だった人、あなたはかなりの「カメ首」です!
すぐに肩を開くエクササイズをはじめましょう。
2だった人、あなたが「カメ首」である可能性は低いですが、予防のため肩をひらくエクササイズをすると良いでしょう。
ちなみに最も肩がひらいているのは、手のひらが前を向いている状態です。
いかがでしたか?
本来の姿勢は、耳と肩の頂点(肩峰)はまっすぐなのです。
[chat face=”s_icon2.png” name=”きく” align=”left” border=”none” bg=”red”] 耳と肩をむすんだ線はまっすぐ!これ大切だから覚えてね![/chat]
[chat face=”s_hari1.png” name=”ハリネズミ” align=”left” border=”none” bg=”red”]おっけい~ [/chat]
今日からできる!「カメ首」予防エクササイズ
下に「カメ首」の原因になりやすい筋肉を書いておきます。
ぜんぶ理解しなくても大丈夫なのですが、理屈をつかむために伸ばしたいところ(=短くなってる筋肉)と、鍛えたいところ(=伸ばされてる筋肉)があることだけは頭に入れておいてください。
[box04 title=”伸ばしたいところ”]
後頭下筋群
上部僧帽筋
肩甲挙筋
大胸筋[/box04]
[box04 title=”鍛えたいところ”]
中下部僧帽筋
前鋸筋
菱形筋
胸鎖乳突筋[/box04]
胸をひらくエクササイズ
このエクササイズは、胸のまえの筋肉を伸ばす効果があります。
[chat face=”s_icon2.png” name=”きく” align=”left” border=”none” bg=”red”] かんたんだから、ぜひやってみてね![/chat]
1.壁に横向きに立ちます。壁と肩のすき間はこぶし1個程度あけます。
2.ゆっくりと腕を前からうしろへ10回まわします。
3.反対向きになり、逆の肩を同じように10回まわします。
これを1日に3回行います。
赤ちゃんがお腹にいたころの姿勢が戻らない産後のママや、デスクワークの多い人は特に「カメ首」になりやすい傾向があります。
何時間ごとに1回と、決めてこまめに行うと効果的です!
スパインヒップリフト
このエクササイズは、首のうしろや背中の筋肉を鍛える効果があります。
1.あおむけに寝て、両足をひらく。腕は体の横に置く。膝をたてて床に足をつける
2.腰を地面に押しつけて骨盤を後傾させて、肩から膝までななめ一直線になるように腰をあげる。
3.腰をゆっくりもどして床に軽くお尻をつける
これを10回×3回行います。
老け見え「カメ首」の原因となおすコツについて説明しましたが、いかがでしたか?
すべてのエクササイズを今すぐやる必要はありません。
まずは鏡で姿勢をチェックして、ご自分の姿勢を理解するところから始めてみてください。
私は自分の想像以上に首が前に出ていてびっくりしました(汗)
姿勢は年齢をあらわすと言うので、1日に1回は鏡でチェックしようとと思います!
[chat face=”s_darui.png” name=”ハムスター” align=”left” border=”none” bg=”blue”]鏡で姿勢をチェックしてみようっと[/chat]
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